LOVE POCKET FUND
「新型コロナウイルス対策緊急食支援事業」採択団体67団体決定
2020.6.20
LOVE POCKET FUNDに集まった皆さまのご寄付を活用し、新型コロナウイルスの影響によって給食など栄養のある食事を十分に接種する機会がなくなった生活に困っている世帯の子どもたちを中心に、全国各地域の子どもの居場所の運営団体が弁当や食材を提供します。また、食事の配布・配達時に各種生活支援策の情報提供や、特に配慮が必要な世帯に対して相談等の個別支援を行います。
この度、全国でコロナ対策緊急食支援を行う団体から116件の申し込みをいただき、審査会で厳正に審査したうえで、採択団体67団体が決定いたしました。助成対象期間は9月30日までとし、新型コロナウイルスの影響が深刻な5月の活動も対象としています。この事業により、約53,400人が支援を受けることができます。採択団体一覧(PDF)
各世帯からは、「収入が減り(無職になり)困っている」、「子どもの休校措置により、食費がかさむ」、「妊娠のため、子どもの命を守るためにも仕事をやめざるをえなかった」といった、新型コロナの影響が考えられるものに加え、「持病があり、買い物や料理をつくることも難しい」、「車がないので買い物も行きづらい」などの声があがっており、従来からの困難さがより深刻になっている家庭も少なくありません。
こういった状況に対して、食材・弁当の配布や家への配達を行うAコース:「今日をしのぐ」活動助成と、食支援に加えて相談活動や地域と連携した事業を行うBコース:「明日をひらく」活動助成を通じて、全国の子どもたちに支援を届けます。
活動助成詳細
Aコース:「今日をしのぐ」活動助成(上限20万円・50団体)
緊急事態宣言解除後も低所得世帯等の暮らしの厳しさは続くことが予想されます。社会的に孤立することが懸念される子どもや保護者の支援を目的として、こども食堂が行う食材・弁当の配布や家への配達など食支援活動に対して助成します。
申請件数:66件
Bコース:「明日をひらく」活動助成(上限200万円・17団体)
食事支援とともに福祉専門職など相談対応経験の豊富な者を配置し、専門的な相談支援活動を行い、子や家庭の自立を支援します。また、飲食店、商店街等、コロナ危機下で経営危機にある地元事業者を活用することで支えるとともに、自治体や学校、自治会、民生委員等と地域の関係機関とも連携して支援を行います。
申請件数:50件